防災の手引き
住居での備え

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1.ガラスへの対策
ガラスが破損するとケガや避難の妨げになりますので、割れても飛び散らないようにガラス飛散防止フィルムを貼りましょう。
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2.家具、家電類を固定する
タンスや食器棚、本棚など倒れやすい大きな家具は、転倒防止器具などで壁や柱に固定したり、天井との間に伸縮式固定具を設置したりしましょう。固定する場所が無い場合は、家具の下に差し込む転倒防止板などを利用しましょう。
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3.食器棚などの扉の対策を
地震の揺れで扉が開いて中身が飛び出さないように、耐震ラッチなどを設置しましょう。
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4.家電製品や小物を固定する
破損防止のため、耐震マットなどを貼りましょう。
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5.非常用持出袋の準備
災害時に直ぐに持ち出せるように非常用持出袋を準備しておきましょう
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6.非常用持出袋の備蓄
災害発生時の避難生活に必要となる飲料水や非常食、生活必需品、避難用品を納戸や倉庫に備蓄しておきましょう。
家族での備え
避難場所の確認
災害時にどこに避難するのか、避難場所(連絡先)を確認しておきましょう。勤務先や学校で被災した場合に備え、勤務先や学校での避難場所も確認しておきましょう。

ハザードマップの確認
住んでいる地域のハザードマップをホームページなどで確認しておきましょう。
避難ルートの確認
実際に避難場所まで歩いてみて、時間がどれぐらいかかるのか、途中に危険な場所は無いかなどを事前に確認しておきましょう。
避難方法の確認
建物の非常口の場所を確認したり、子供やお年寄り、体が不自由な方がいる場合、誰がどのように避難させるのかを話し合っておことも大切です。
安否確認の方法
災害時の安否確認の方法として、災害時伝言板サービスを利用できます。確認用の電話番号を決め、家族や親戚などで確認しておきましょう。
災害用伝言板ガイド
災害時の安否確認などに使える伝言サービスとして、災害用伝言ダイヤルや携帯電話会社の災害用伝言板が用意されています。普段から、家族で確認用の電話番号を決めたり、伝言サービスの使い方を確認しておきましょう。
災害用伝言ダイヤル「171」
NTTグループが提供する災害用伝言ダイヤル「171」は、災害発生時に一般電話や公衆電話、携帯電話からダイヤルし、メッセージによる安否確認ができます。地震等の災害発生時に、被災地の方の安否を気遣う通話が増加し、被災地への通話がつながりにくい状況になった場合、速やかにサービスが提供されます。普段は体験利用のみ実施されています。
サービスの特長
・被災地の固定電話の番号を使って伝言のやり取りを行います。
・1伝言あたり30秒までの音声録音ができます。
・電話番号あたり1~10件の伝言を保存できます。
・録音から48時間保存されます。
利用方法
伝言を録音する
1.【171】をダイヤル
2.【1】を入力
3.被災地の方の【固定電話の番号】を市外局番から入力
4.ガイダンスに従って伝言を録音します
伝言を再生する
1.【171】をダイヤル
2.【2】を入力
3.被災地の方の【固定電話の番号】を市外局番から入力
4.ガイダンスに従って伝言を再生します
災害用伝言板「web171」
災害発生時、災害用伝言ダイヤル「171」と併せて、インターネットから安否確認ができる災害用伝言板「web171」のサービスが提供されます。
※サービス利用料は無料ですが、インターネット接続料、プロバイダ利用料が別途必要です。
サービスの特長
・利用者登録しておく事で、登録先にメールで伝言を通知します。
また、伝言がある事を音声(電話)で通知します。
・伝言あたり100文字以下のテキストが保存できます。
・最大20件の伝言を保存できます
(20件をこえる場合は古い伝言から削除され新しい伝言が保存されます)
・伝言は最大6ヶ月間保存されます。
利用方法
伝言を登録する
1.【web171】にアクセス
2.利用規約に同意
3.【伝言を登録する電話番号】を入力。携帯電話からも利用可能
4.登録者・メッセージの入力
5.伝言の登録
伝言を確認する
1.【web171】にアクセス
2.利用規約に同意
3.【伝言を確認したい電話番号】を入力。携帯電話からも利用可能
4.伝言の確認
5.返信の登録